雪。
天から落ちてきた
子どもたちへのプレゼントが
溶け残る 園庭。
寒くても、冷たくても、
シャーベットのようであっても
雪と遊びたい 子どもたち。
真っ白い雪に
創作意欲を かき立てられる。
絵の具を使って
本物みたいな
かき氷。
カチカチの雪でも やっぱり作りたい
雪だるま。
カチカチの雪なので、
雪合戦は ガマン。
木に当てるならいいよね と
コントロール自慢の 子どもたち。
ひとしきり遊んだら
お部屋で 身体を温める。
やっぱりやりたい
“ちびくろサンボ”。
お面や道具を
作りたい。
楽しかった 誕生会。
やっぱり ついつい
踊りたくなる。
♪えだこに じだこ
ぶーん ぶーん ぶんぶんぶん♪
よく揚がる凧だこと。
“こまの動き” は
楽器も動く。
本物のこまも 動く。
目が回っても ガマンする。
♪ぼうさん ぼうさん どこいくの
わたしは たんぼへ いねかりに・・・
このカンカンぼうず カンぼうず
うしろのしょうめん だぁれ♪
みんな、つい笑っちゃうので
当たっちゃうのだ。
お庭でも お部屋でも、
いっしょうけんめいに生活している。
小さな子どもにとって
生活そのものが教育なのだ。
みんな
知らず識らずに
持っている力を いっしょうけんめい 使っている。
知らず識らずに
教育を受けている。
わざとらしさのない教育が
ここにある。